子どものころ、ブリッジをやっていたという人は多いですよね。遊びの延長でやっていたブリッジ。あなたは大人になってからやっていますか?
実はブリッジをすると、ダイエットができるんです。ブリッジのダイエット効果ややり方&注意点、ブリッジの種類をまとめました。簡単にダイエットしたいと思っている女性は必見ですよ!
ブリッジは消費カロリーは少ないけどダイエット効果は抜群!
ブリッジでダイエットできるって知っていますか?子どもの頃には遊びの1つとして、体育の時間などにブリッジをしていた人、ブリッジで歩いていたという人も多いと思います。
そのブリッジでダイエットができるんです。あなたは大人になってからブリッジをしていますか?全然しなくなったという人がほとんどですよね。
ダイエットをしたいなら、今日からブリッジを始めましょう。「本当にブリッジでダイエットできるの?」と疑問に思っている人も多いと思います。
確かに、ブリッジダイエットは消費カロリーは多くありません。ブリッジをすることでの消費カロリーはほとんどないと思って良いです。なぜなら、ブリッジダイエットは、1日1分だけで良いからです。1分のブリッジで消費するカロリーなんて、たかが知れています。
1分間のブリッジでは、おおよそ2~3kcalしか消費することができません。だって、たった1分のブリッジですから。
でも、それを毎日続けていくことで、ダイエットしやすい体を作ることができ、ゆっくりとではありますが、着実にダイエットしていくことができるんです!
ブリッジのダイエット効果5つ
ブリッジをすると、具体的にどんなダイエット効果があるのでしょうか?ブリッジをすることでのダイエット効果を5つご紹介します。
矯正効果で代謝アップ!
ブリッジのダイエット効果、1つ目は矯正効果です。ブリッジをすると、全身を一気にストレッチしているような状態になりますよね。
そのため、歪んでいた骨盤や背骨などをもとの位置に矯正しやすくなるんです。骨盤や背骨などの骨格を矯正できるとどうなるでしょうか?
猫背や反り腰が直ると、内臓があるべき位置に戻り、さらに筋肉にも無理な負担がかからず、しっかり動くようになるので、全身の代謝がアップするのです。
代謝がアップすると、自然と消費カロリーが増えますので、痩せやすい体になり、自然とダイエットすることができるのです。
冷え性やむくみを改善して代謝アップ!
ブリッジを習慣的に行うと、全身のストレッチができますので、全身の血流やリンパの流れを改善することができます。
全身の隅々までしっかり血液が流れれば、手足が冷たくなりにくくなり、冷え性を改善することができます。
冷え性が改善すると、体温を高く保つことができます。体温が高いと、それだけ代謝がアップするので、痩せやすい体になります。
また、リンパの流れが良くなると、むくみにくくなります。むくみにくくなれば、脚はスッキリ細くなりますので、ダイエットできたように見せることができます。
さらに、細胞の代謝がアップしますので、この点からも痩せやすい体になることができるのです。
全身の筋肉を使って引き締め効果&代謝アップ
ブリッジは全身の筋肉を使いますよね。腕も足も腹筋も背筋もお尻の筋肉も使います。日常生活内で、ここまで一気に全身の筋肉を使うことはほとんどありません。ブリッジをすると、普段使わないような筋肉まで使うことができるのです。
全身の筋肉を使うと、全身を引き締めることができます。具体的には次のようなダイエット効果が出るんです。
・お腹がペタンコになる
・小尻&ヒップアップできる
・美脚になる
・二の腕が細くなる
ブリッジを毎日習慣化して行うだけで、こんなに嬉しいダイエット効果があるんです。さらに、全身の筋肉を使うと、筋肉量が少しずつ増えていきます。
筋肉は消費カロリーが大きい部位なので、筋肉量が増える=代謝がアップするということになります。
だから、ブリッジをすると、それだけでダイエットすることができるんですね。
便秘解消効果
ブリッジには、便秘解消効果もあります。ダイエット中の女性は、便秘に悩まされやすいですよね。ダイエット中は食事量が減ってしまうので、便の嵩が減り、便秘になりやすいのです。
でも、ブリッジをすると、お腹周りをしっかりストレッチすることができるので、大腸を刺激することができます。腸が刺激されると、腸の動きが活性化しますので、便秘を解消することができるのです。
便秘が解消すれば、デトックスできるので、代謝がアップしやすくなります。さらには、腸内細菌がビオチンという美肌に欠かせない栄養素を作り出すので、肌がツルツルになって、キレイにダイエットができます。
生理痛の緩和効果もある!
ブリッジには、生理痛の緩和効果もあります。これは直接はダイエットには関係ありません。でも、女性にとってはとても嬉しい効果ですよね。
ブリッジをすると、血流を改善して、冷え性を治すことができるのは、先ほど説明した通りです。冷え性を改善すると、卵巣の機能がアップしますし、子宮周辺の血流が改善して、痛みの原因物質であるプロスタグランジンが骨盤内に溜まりにくくなります。
そのため、ブリッジをすると、生理痛が緩和して、辛い生理痛から解放されるのです。
ブリッジの5つの種類とやり方
ブリッジには、5つの種類があります。どんな種類のブリッジがあるのか、それぞれのやり方と共に説明していきます。
基本のブリッジ
まずは基本のブリッジからです。
<基本のブリッジのやり方>
1.仰向けに寝る
2.膝を立てて、膝の真下に踵が来るようにする
3.手の耳の隣あたりに置く。指先は足の方向に来るように。
4.肘は横に広がらないように耳につけておく
5.腕の力を使いながら、お尻を浮かせる。頭頂部で床を押す意識で。
6.さらに腕の力を使って、体を押し上げる
7.胸を頭側の壁に押し付けるようなイメージで
ショートブリッジ
基本のブリッジは柔軟性と筋力がそれなりに必要になります。もし、基本のブリッジが難しいようであれば、ショートブリッジから始めるのも良いでしょう。
<ショートブリッジのやり方>
1.膝を立てて、仰向けに寝る
2.お尻を浮かせる
3.肩甲骨から膝が斜めに一直線になるイメージで行う
正座ブリッジ
次にご紹介するブリッジの種類は、正座ブリッジです。正座ブリッジは正座をした状態で、後ろに手をついて、ブリッジのようなポーズをとるスタイルです。
この正座ブリッジも比較的簡単なので、基本のブリッジができない人にはおすすめのブリッジです。
<正座ブリッジのやり方>
1.正座をする
2.お尻の後ろに手をつく
3.上半身を後ろに倒しながら、首の力を抜き、頭を後ろにそらす
サイドブリッジ
次のブリッジの種類は、サイドブリッジです。サイドブリッジは仰向けではなく、横向きでブリッジをする方法ですね。
<サイドブリッジのやり方>
1.片肘を床について、横を向く
2.腕は床と直角になるようにする
3.上側の手は腰に手を当てて、腰を持ち上げる
4.足~体幹~頭までが一直線になるようにキープする
フロントブリッジ
ブリッジの種類、最後はフロントブリッジです。これは、仰向けではなく、うつ伏せの状態からスタートするブリッジで、プランクとも呼ばれる筋トレ方法になります。
<フロントブリッジのやり方>
1.うつ伏せに寝る
2.肩の真下に肘を付く。
3.脇はしっかり閉めておく
4.つま先をついて、お腹とお尻に力を入れて、体を持ち上げる
ブリッジダイエットの6つの注意点
ブリッジダイエットをする時には、次の6つのことに注意して行いましょう。今から説明する6つのことを守ってブリッジダイエットを行うと、効果的にダイエットをすることができます。
1日1分を毎日半年続けよう
ブリッジダイエットは、1日1分でOKです。ただ、それを毎日、半年間続けるようにしましょう。1日1分なら毎日続けられますよね。
毎日1分だけブリッジをしていくことで、少しずつ体の代謝がアップして痩せやすい体になっていきます。ブリッジダイエットは、短期間で目に見えるようなダイエット効果は現れません。
少しずつじんわりと痩せていくのです。だから、まずは1日1分を毎日、半年間続けるようにしましょう。
半年後には、「ブリッジしかやっていないのに、痩せた!」とか「サイズダウンできた!」と実感できるはずです。
軽くストレッチをしてから行う
ブリッジダイエットをするなら、軽くストレッチをしてから行ってください。そうしないと、ケガをする可能性があります。
ブリッジは、全身の筋肉を使う運動です。そのため、何の準備運動もしていない状態でブリッジをすると、筋肉を痛めてしまう可能性があるんです。
だから、ブリッジをする時には、毎日軽くストレッチをしてから行うようにしてください。もし、初めてブリッジをする時には「軽く」ではなく、「しっかり」ストレッチをするようにしましょう。
ヨガマットがあると良い
ブリッジをする時には、ヨガマットを用意することをおすすめします。フローリングの床の上でブリッジをすると、バランスを崩した時に危ないですし、手や足が滑ってしまう可能性があります。
カーペットの上ならフローリングよりはやりやすいですが、できればやはりヨガマットがあったほうが安全です。
ヨガマットは安いものなら1000~2000円で売っていますので、1枚買っておくと良いと思います。
ゆっくり呼吸をする
ブリッジをする時には、ついつい力んでしまって、呼吸を止めてしまう人がいますが、ブリッジをする1分間も呼吸を止めていたら、酸欠になってしまいます。
だから、ブリッジをしている時には、腹式呼吸を意識しながら、ゆっくりと呼吸をするようにしてください。
お腹に力を入れつつリラックス
先ほども言いましたが、ブリッジをすると、全身の筋肉を使いますので、つい力んでしまいます。でも、力を入れるのはお腹とお尻の筋肉だけです。それ以外は、できるだけリラックスするようにしてください。
必要なところに力を入れつつ、そのほかはリラックスすることで、全身の血流を促すことができますし、首などのコリやケガを回避することができるのです。
最初はリラックスするような余裕はないかもしれませんが、リラックスを心がけるようにしてください。そうすれば、徐々にコツがつかめてくると思います。
手足の位置に注意
うまくブリッジができなくて悩んでいる人は、柔軟性や筋力が足りない可能性もありますが、手や足の位置が悪い可能性もあります。
踵は膝の真下に持ってくること。手は耳の横に持ってくること。これを意識してブリッジをすると、やりやすいです。
ブリッジダイエットについてのまとめ
・ブリッジのダイエット効果
「矯正効果で代謝アップ」「冷え性とむくみ解消」「引き締め効果」「便秘解消効果」「生理痛の緩和効果」
・ブリッジダイエットの注意点
「1日1分を毎日半年続ける」「軽くストレッチをしてから行う」「ヨガマットがあると良い」「ゆっくり呼吸をする」「お腹に力をいれつつリラックス」「手足の位置に注意」
ブリッジのダイエット効果や種類&やり方、ブリッジダイエットの注意点をまとめました。ブリッジは全身の筋肉を使いますので、それを毎日続けていけば、痩せやすい体を作ることができます。
大人になってからブリッジをやったことがないという人は、まずはしっかりストレッチをしてから行うようにしてください。